こんにちは。soraです。
今回は、情報の収集についてお話していきます。
情報には、大きく分けて2つあります。
● 主観的情報:簡単に言うと、看護師が直接聴いた言葉。
● 客観的情報:簡単に言うと、看護師が見た事柄。
主観的情報は、話し言葉の内容です。患者さんやその家族が、あなたに直接伝えた内容があたります。またS情報とも言います。
客観的情報は、あなたが見たことすべてを含みます。検査データや内服薬の情報だけでなく、患者さんの表情や態度も含みます。O情報とも言います。
よく、看護学生さんから「患者さんのもとに情報を取りに行ったけど、世間話ばかりで情報が取れなかった。」という声を聴きますが、その世間話も含め、あなたが、患者さんから得ることのできる情報は、すべて意味のある情報ととらえましょう。
どんな内容を話していたのか、その時の表情はどうであったか・・・すべて対象者を理解するためには、必要な情報となります。
世間話も、重要な情報として取り扱いましょう。
看護過程の展開についての講義
1講時目.「情報の収集」は、何を見ればよいのか。